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    脱炭素経営で取引先の信頼を得る

    株式会社宮本工業
    経営管理本部 ISO推進部長 兼 業務課長
    竹谷 充博さん

    当社はプレカット(建築用木材を施工しやすい形状に加工すること)を主な事業とした企業です。国内外や取引先企業の脱炭素化の動きを受け、「今、脱炭素経営を始めれば、取引先からの評価につながる」と感じ、脱炭素経営に乗り出しました。
    具体的には、県の補助金を活用し、専門家協力のもと、CO₂の排出量の測定、削減目標の設定、削減計画の策定を行いました。当社の目標は、2030年度までにCO₂排出量を2022年度比で33%削減することで、その達成に向けて工場機械のブレーカーをこまめに切る、オフィスの消灯時間やエアコンの温度設定を見直すなどの取組を実践しています。それぞれは小さな取組ですが、社員一人一人が意識を持って行動を積み重ねることが大きな成果を生むと思っています。その他、工場から出る端材を畜産業やバイオマス発電に使う資源として専門業者に提供したり、会社の使用電力の一部に再生可能エネルギーを取り入れたりもしています。
    先んじて脱炭素経営を始めたことで、実際に取引先の方からも評価の声を頂いています。